お困りごとの事例(日新樹脂工業株式会社様)
椅子の背もたれで、樹脂成形品を表皮で包む製品があります。この表皮で包むときにタッカーを打ち付けるのですが、衝撃性の高いバージン樹脂を使っても割れてしまい困っていました。また樹脂成型品と表皮の大きさがほぼ変わらないため、確実に包み込むには安定した成型収縮も必要でした。 グランツさんに相談したところ、いろいろ配合して頂き、衝撃強度を高めてタッカーによる割れを防止でき、かつ成型収縮率にも考慮した再生材料を提供して頂きました。再生材のためコストダウンにもつながり、大変喜んでいます。 |
プラレンジャーからひと言
強いのはバージン材と思われているケースが多々あります。確かに樹脂は熱履歴を加えると徐々に物性は落ちていきますが、素材によっては数回の熱履歴では大きく物性は変わりませんので、再生材でも配合次第でご希望の物性に近づける事も可能です。
コストダウンをお考えの方も、再生材を是非お役立てください。