お困りごとの事例(株式会社サン樹脂様)
量産時は射出成形を考えているが、金型を作る前に図面でなく実際の製品のイメージをしておきたい、あるいは製品相互の篏合性を見たい、などの目的で、樹脂ブロックからの切削で試作品を作ることが多々あります。しかし、切削前の樹脂ブロックは押出用グレードのものが一般的で、最終的な製品となる射出用グレードとは機械物性がかけ離れてしまいます。また色を指定することもできないため、予め用意されている色のブロックでは、実物に近い製品イメージとの違和感ができてしまう、などのご意見をよく聞きます。 ある案件でも、客先より指定された射出成形グレードで切削加工品を作りたいとの依頼を頂戴しましたが、流通品の樹脂ブロックでは該当するものがなく困っていました。 そんな中でグランツさんに相談したところ、弊社と一緒に研究を重ねてくださり、実際に使いたい射出グレードでの材料の肉厚成形品「リアル材」を供給して頂くことが出来ました。 より実物に近い試作品(切削加工品)を提供できることは、試作の世界で大きな可能性を秘めていると感じています。 |
プラレンジャーからひと言
当社では供給可能な試作用肉厚成形品は二種類になります
Ⓐ100mm×100mm×50mm 厚み3mm~50mmまで
Ⓑ300mm×300mm×65mm 厚み4mm~65mmまで
©90mmφ×23mm
様々な樹脂の実績がございますので、お気軽にご相談をお待ちしております。