熱可塑性エラストマーの最大の特徴は、ゴムのように弾性を持つ軟らかいプラスチック素材です。
熱可塑性プラスチックは、ゴム弾性を持ちながら、一般的な樹脂と同じように容易に成形でき、熱を加えると軟化して流動性を示すために、リサイクルも可能で、昨今、SDGsやサーキュラーエコノミーなどで大変注目されている樹脂素材です。
加硫ゴムに比べて、熱可塑性エラストマーは軽量、リサイクル性、デザイン性、二色成形、コスト面などで優れています。
自動車部品から工業部品、食品容器、子供用品、介護用品など弾性の必要な用途は多岐に渡ります。